2005年05月06日
飯田茂美さんの「一行物語 世界は蜜で満たされる」という本を使ったワークショップ。
空間のなかで自分がもっとも気持ちよく、また美しくいられる場所を見つける。
一人が本を持ち、適当なページを開いて初見で読み聞かせる。
聞いた人たちは、それを「にゃ〜」と猫の鳴き声でリアクションする。
心に届いたら可愛い声で「にゃ〜」。
届かなかった場合は、野太い濁った声で「に゛ゃ〜」。
全員から可愛い声で「にゃ〜」をもらった場合、みんなに頭をなでなでしてもらえる。
自分の合格ラインを設定する、ということ。
相手の放ったものが自分に届いた、と実感するラインをそれぞれ持っている。
読み聞かせるほうも、それを聞くほうも、そのライン以上でお互いが通じるポイントを模索する。
声の大きさ、方向、句読点のつけ方など、一瞬ですべてを意識し決定し受け渡す。
お互いが繋がらないときはかなりさみしい気持ちになるが、届いたときは相当嬉しい。
※「一行物語 世界は蜜で満たされる」飯田茂美・著 水声社
「世界一短い小説」が333編収められている。
ほぼすべてが一文で完結してしまう不思議な世界は、詩でもなく、散文でもなく、まさしく小説である。
参考リンク http://po-m.com/forum/threadshow.php?did=25015