Heaven from 3cm above
2006年02月18日
白い朝

雪の京都 白い朝 私たちは急いでいた

ふと 空き地に目をやると 白い猫が横たわっていた

その美しさに足を止めた

全身の力が抜けている
おだやかな寝顔のような
・・・・・

抜け殻と知り 朝の意識が剥がれ落ちた 
音もなく 足元に 

苦しんだ後もない
寒さに震え 丸まっているわけでもない

(病気で死んだ犬のシロは丸まっていた)

魂が 魂だけが旅に出たような

こんな死があるなんて

白い朝 雪のように白い身体 残して


舎長 明神慈